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ベイスポ2001年8月 家を買うときのチェックリスト
家を買うときのチェックリスト

マーケットに出ている売り家の数は、あいかわらずサンタクララ郡全体で五千件あまりで、落ち着いています。 買い手にとっては、金利も低く、選択肢も広いので、買いやすい状態が続いています。今後どのように値段が変化するのか、水晶玉で占ってもらいたいような気分ですが、専門家や消費者が市場全体をどのように判断するかで決まっていくものと思います。

今回は、現在あるいは将来住宅の購入を考えている方のために、役に立ちそうなチェックリストを作ってみました。

1. ロケーション
(1) 子供さんのいる方は特に学校区をどこにするか、ということが最大の関心事だと思います。 点数だけではなく、各学校が提供しているユニークなプログラムなども含めてそれぞれの子供さんに合った学校区を選択することが大事です。 
(2) 会社にお勤めの場合には、通勤距離やルートも重要なファクターです。 どの位の通勤時間までならOKかということを決めて、その範囲内で探さなければなりません。
(3) 静かな住宅地が好きなのか、あるいはスーパーやレストランが歩いて行けるような距離にあるほうが好みなのかによって、ロケーションが変わってきます。

2. 部屋の数
(1)家族の人数や、来客の多さによって、理想的な部屋数が決まります。 たとえば  来客の多い家は、専用のベッドルームやバスルームがあると、家族の生活が煩わされることなく、人に泊まってもらうことができます。
(2)アメリカの家で、最も使われる回数が少ないのは、フォーマルダイニングルームだと言われています。 それぞれのライフスタイルによって本当にフォーマルなダイニングやリビングが必要ならば別ですが、ファミリールームと兼用にすればその分だけ安い物件を手に入れることができます。

3. 一軒家か集合住宅化か
(1) 一軒家の場合は、庭があり、ガーデニングをしたりペットを飼ったりできますし、家の改築や改装も自由にできます。 そのかわり家の維持と管理もすべて自分で行わなければなりません。
(2) コンドミニアムやタウンハウスの場合は、共益費を払って、外回りを管理組合に管理してもらいます。 外観はいつもきれいに整備されているので、忙しくて庭や家の手入れのできない人にとっては好都合です。 ただそれぞれの管理組合のルールに従って、景観や駐車の仕方に注意しなければなりません。

4. どんな設備が必要か
(1) 暑い日にはプールがあると嬉しいものですが、維持管理に費用がかかります。子供さんが小さい場合には、柵をしてカギをかけておくなど手間もかかりますが、泳ぎが得意な人にとっては仕事の後の一泳ぎが最高の贅沢にもなります。
(2) エアコンは、妊婦さんや、赤ちゃんにとってはぜひ欲しい設備ではないでしょうか。 タウンハウスなどではエアコンが付いていなくても、将来つけることができるかを確認することが大事です。
(3) カーペットがいいか、ハードウッドがいいかは、それぞれのライフスタイルや好みに左右されます。 木目調で傷がつきにくいラミネートの床材も最近では人気です。

この他にも、いろいろなチェック項目があると思いますが、いずれにしても家を選ぶプロセスを通して、生活スタイル全体を見直すいい機会になるのではないでしょうか。

Posted by SakikoAdachi at 17:06 |2005年04月16日
ベイスポ2001年9月
9月11日に起きたテロ事件は、アメリカ全土に深い悲しみをもたらし、人々の心に深い傷を残しました。 シリコンバレーの経済も、事件直前まではわずかながら回復の兆しを見せていたのですが、事件後株価が不安定となり、予測がますます困難になりました。一つ確実なことは、ブッシュ大統領を先頭にアメリカ全体が一丸となって、アメリカ経済を立て直そうと努力を始めたことです。 連邦議会も党派を超えて大統領のリーダーシップを支持しており、「ここでくじけてしまったらテロリストの思うつぼ、私達の誇る自由社会を今まで以上に必ず発展させてみせる」という強い決意が感じられます。 また空港や飛行機の安全確保が強調され、そのためのテクノロジーの需要が高まってくれば、シリコンバレーに対する期待も増大するでしょう。

今回は住宅の購入、あるいは売却を考えている人のために、現在のマーケット状況をお伝えします。

今が購入のチャンス
最近では去年のような競争をする必要がないために、買い手の人はゆっくり何軒も見て歩いてからオファーを出すことができます。 また去年は頭金(ダウンペイメント)が少ない買い手は見向きもされませんでしたが、今年に入ってからは、たとえ頭金が少なくても、ローンのプリアプルーバルがあれば、気に入った家を買うことが可能になりました。 うちのオフィスでも、今年に入ってからの買い手はほとんどが、初めて家を購入する、いわゆるファーストタイムバイヤーで、最近では5%の頭金で成立する取引もよく目にするようになりました。また連銀の度重なる金利引下げによって、ローンも借りやすくなりましたし、返済額も少なくてすむようになりました。 このような状態がいつまで続くかは予測不可能ですが、現在アメリカは国を挙げて経済の立て直しを図っており、この努力が実っていつかは経済が回復すると思われます。 ですから頭金が少なくて今まで買い控えてきた人にとっては、経済が回復する前に購入しておくいいチャンスかもしれません。

売却を考えている人へ
家をマーケットに出すだけですぐに売れた去年とは違って、最近ではしっかりしたマーケッティング計画がないといつまでも売れ残ってしまいます。 アメリカでは若いうちから持ち家を奨励するような税制になっているため、常に買い手はたくさん存在しています。 オープンハウスをしていてもたくさんの買い手が様子を見に来るのが普通です。 ただ今年に入ってからは、じりじりと住宅の値段が下がってきているため、もっと下がるのではないかと思って様子を見る買い手が多いのも事実です。 買う準備はできているのだけれど、本当にいいと思う家に出会うまで気長に待とうという買い手が大勢います。 つまりそのような買い手に、あなたの家は買う価値のある家だと思わせるようなマーケッティング努力が必要となります。 複数のリアルターに相談して、一番納得の行くマーケッティングプランを持った人に頼むことをお勧めします。

Posted by SakikoAdachi at 17:05 |2005年04月16日
ベイスポ2002年1月
最近のニュースでは、景気の落ち込みも最悪の時期は終わった、という報道が多くなりました。 住宅市場でも、9月のテロ事件以後活動を一時休んでいた買い手がもどってきて、市場も少しずつ活気づいてきました。しかし景気の先行きにまだまだ不安を抱いている人も多いかと思います。 そんな時に強い見方になってくれるのが持ち家のエクィティ-を利用したローンではないでしょうか。 エクィティというのは家の市場価格から借金の部分を差し引いたもので、最近のタイム誌でもこのエクィティを元にしたローンを「新しいタイプの失業保険」と呼んで利用を勧めています。 

エクィティローンの中でも一番手軽なのが「Home Equity Line of Credit」と呼ばれるもので、 申し込みさえしておけば、いつでも必要な時に現金を手にすることができるものです。ただ簡単に数万ドルから数十万ドルのお金が使えるので、使い道をよく考えて計画的に引き出さないと後で困ったことになります。 このようなローンの上手な使い方をいくつかあげてみました。

1. 緊急時に利用する。急な病気やケガで多額の医療費が必要になった時や、仕事を失った時に生活費に当てられるお金がある、というのはまさに天からの贈り物です。 このような時に備えていつでも借りられる手続きをしておくことが大事です。

2. リモデルなど家の価値を高めるために使う。将来家を売る時に少しでも高く売れるように、特にキッチンやバスルームなどの水周りを中心にリモデルすることをお勧めします。 リモデルというのは住む人も楽しめる上に、売ったときにも見返りが来る、というとても賢い使い道です。

3. 子供の教育に投資する。 大学の学費はどんどん値上がりするのに奨学金を受けるには収入が多すぎる、という人達の間でポピュラーな使い方です。

4. クレジットカードなどの借金を整理する。 クレジットカードの利子に比べると、ホームエクィティの利子のほうが格段に安い上に、エクィティローンはある程度まで利子分が非課税となるため、全体の負担がかなり軽くなります。

5. 消費財を買う。欲しかった新車が買えて、海外旅行にも行ける、というのはたいへんな魅力ですね。 ただ、いくら家を元手にした安心できるローンとはいえ借金は借金です。「買おうと思えばいつでも買える」と気持ちの上で贅沢をしておいて、緊急時のためにとっておく、というのが一番賢明な使い方かもしれませんね。

Posted by SakikoAdachi at 17:05 |2005年04月16日
ベイスポ2002年2月
2002年に入って、ここベイエリアの住宅市場は活気を取り戻してきました。 最近ではあちこちでマルティプルオファーが見られ、言い値よりも高く売られていく物件が目立つようになりました。去年のテロ事件から社会全体が立ち直り、消費者市場にも明るさが戻ってきた感じです。 

先日厳戒態勢の中で行われたスーパーボウルのテレビ中継でも、愛国主義的なコマーシャルは姿を消し、お祭り気分を盛り立てるような内容のものがほとんどでした。 とりわけ、最後まであきらめずにどんどん攻撃を続けたペイトリオッツのクオーターバック、ブレイディ選手の姿に胸を打たれた人も多かったのではないでしょうか。 ついに逆転優勝を遂げた瞬間はまさに感動的で、アメリカ中が明るい気分に満ちました。 そのような中で今年も税金の時期が来ましたが、ホームオーナーには数々の優遇措置が用意されていますので、今回はそれらを見ていきたいと思います。 

1. 住宅ローンにかかる利子と固定資産税は課税控除となる
IRSのガイドラインによると、たとえば夫婦ですと、最高100万ドルまでの住宅ローンにかかる利子を収入から差し引くことができます。また、固定資産税(プロパティタックス)も控除の対象とすることができます。これはアメリカ政府がホームオーナーのために行う最も大きな税金の優遇です。

2. ホームエクィティローンの利子も控除できる
夫婦の場合、最高10万ドルまでのホームエクィティローンにかかる利子も控除の対象にできます。ホームエクィティローンは緊急な出費や、リモデルなど利用範囲が広いものなので、利子が控除対象となるのはホームオーナーにとってはうれしい事です。

3. 家を売ったときのキャピタルゲインには課税されない
現在のアメリカの法律では、一人当たり25万ドルまで、夫婦だと50万ドルまでのキャピタルゲイン(家を持っている間に値上がりした分)に対しては課税されません。 (ただしその家に過去5年のうち2年間住んでいなければなりません。)株の場合は売却する時に、値上がり分であるキャピタルゲインに課税されますが、家の場合は50万ドルもの儲けが非課税とは大変な節税です。 

4. ホームオフィスで節税する
家で仕事をする場合、ビジネス専用のスペースを確保すれば、家にかかる経費(保険、光熱費など)の一部を控除の対象とすることができます。

ホームオーナーの人は、家を購入した時も、持っている間も、売った時も税金の優遇措置を受けられます。なぜこれほどまでにアメリカ政府はホームオーナーを大事にするかというと、学校や公共事業を支えていくための税収ベースを確保したいからです。 つまり家は雨風から物理的に私達を守ってくれるだけではなく、税金からも守ってくれるといえますね。

Posted by SakikoAdachi at 17:04 |2005年04月16日
ベイスポ2003年1月 借りる? それとも買う?
借りる? それとも買う?

家は借りたほうがいいのでしょうか、それとも買うほうが得なのでしょうか。この問題はアメリカに限らずどこに住んでいてもついてまわります。しかも日本とアメリカでは、住宅事情も経済の動き方も違いますので、日本の不動産の常識をそのままアメリカの住宅事情にあてはめることはできません。今回は住まいを借りたほうがいいのか、あるいは買うほうがいいのかを決める前に考慮すべき点をいくつかあげてみました。

1. どのくらいの期間住もうと思っているか。
借りている人は、レンタル契約の期間が終わり次第、別のところへ引っ越すことができます。逆に家を持っていると、簡単に引っ越すことはできません。売るにしても時間もコストもかかります。買ってから短期間で手放すと、家の価値がそれほど上がっていないのに費用だけはしっかりかかるので、結局損をしてしまいます。家はある程度の期間持ちつづけることで、税金の優遇措置などの利点を享受できるという長期型の投資です。株のように短期の利益を期待して家を買うのはおすすめできません。ですから少なくとも数年間は住む予定がなければ買うよりも借りるほうが賢明と言えます。ただ数年以上住むつもりがあるならば、家を持つことの利点を考えて、安定した投資として購入を考えることも大事です。

2. 自分の経済状態はどうなっているか。
家の購入に限らずアメリカで暮らしていく上で非常に大事なのは良いクレジットを持っていることです。ほとんどの人は家を購入する際には銀行からローンを出してもらいます。銀行は個人のクレジットを調べて、その人がローンを返済できる能力がある人かどうかを判断します。クレジットヒストリーがよければ、いいレートのローンが受けられます。また、家の購入に際してはダウンペイメントといって頭金(通常住宅価格の20%程度)を支払う必要がありますが、これもクレジットヒストリーがよければ20%以下でもローンが組めるのが普通です。

3.ホームオーナーとなる心の準備はできているか。
アメリカで家を持つことは誰にとってもアメリカンドリームです。ただそのドリームにはたくさんの責任もついてきます。まずローンを毎月返済しなければなりませんし、税金と保険も毎年払いつづけなければなりません。タウンハウスやコンドミニアムを購入すれば、維持管理費が毎月かかりますし、一軒家ならばメンテナンスの責任はオーナーの肩にのしかかってきます。借家ならば大家さんに連絡するだけで故障個所を直してもらえるので気が楽です。家を持つことは責任も重くなるということですが、それでもアメリカ人が家を買うのは、ホームオーナーだけが受けられる税金の優遇が大きいからです。簡単に説明すると、ホームオーナーの場合、ローンの利子の返済額と固定資産税が収入から差し引かれ、その残った収入にのみ所得税がかけられます。また自宅をオフィスとして使用する場合には部分的に経費扱いにできます。しかも売却する時に生まれる利益には一人で25万ドル、夫婦なら50万ドルまで税金がかかりません。長い目で見ればもっとも安定した投資であることは歴史が証明済みです。

家を借りるか買うかは、滞在期間やクレジットの良し悪しもさることながら、ホームオーナーとしての責任を持つ心の準備ができているかも大きな決め手となります。簡単にどちらがいいとは言えないので、いろいろ情報を集めてよく考えてみることをおすすめします。

Posted by SakikoAdachi at 17:04 |2005年04月16日
ベイスポ2003年2月 初めて家を買おうと思っている人へ
初めて家を買おうと思っている人へ

最近また金利が下がりましたが、これを機に家を買おうと考える人が増えてきました。家を買うためにはまずどうしたらよいのでしょうか。今回は初めて家を買う人のためのチェック項目をいくつかあげてみました。

1. ローンの相談をする。
目安として、20%の頭金を用意して、ローンを受けるのが普通です。ただクレジットがよければ20%以下の頭金でも借りられるローンもあります。一番いいのは友人や知り合いからよいローンコンサルタントを紹介してもらうことですが、わからない場合はリアルターに相談して紹介してもらうこともできます。選ぶ基準としては、何しろお金に関することですから、わからないことを丁寧に説明してくれる人であることが大事です。また手数料や諸経費についても細かく教えてくれる人を選びましょう。家を本格的に探し始める前に、ローンの相談をして上限をはっきりさせておくと、焦点が定まって探しやすくなります。

2. リアルター(不動産エージェント)を見つける。
リアルターの場合もローンコンサルタント同様、知り合いの人から、その人が実際に使って印象のよかったリアルターを紹介してもらうのが一番です。選ぶ基準としては、まずフルタイムのリアルターであること。フルタイムの人は常に不動産に関わっているため、マーケットの動きにも敏感で、必要な時にすぐに対応してもらえます。次に大事なのは、あなたが買いたいと思っている地域の情報に詳しい人かどうかを確かめること。家を決める前に学校区や治安などの違いをよく説明してもらう必要があるからです。また家を買うためのステップをわかりやすく説明してくれ、それぞれの段階で、今どんなオプションがあるのかを教えてくれて、あなたが選択するのを辛抱強く助けてくれる人が理想です。家を買うというのは一生の中でも一番大きな投資です。あなたの大事なお金を使うわけですから、説明もろくにしないで、あなたの代わりに結論を出して押し付けるようなリアルターは避けてください。

3. リアルターと一緒に家を探す。
ローンを受けられる金額がはっきりして、リアルターを決めたら、あとは気に入った家を見つけるだけです。最近はコンピューターや新聞で見たい家をピックアップして、この家とこの家を見せてください、と言ってこられる方がほとんどです。家を選ぶ基準としては、立地条件(ロケーション)、築年数、ベッドルームの数、などがあります。不動産の業界では、家を選ぶのに一番大事なのはロケーションだと言われています。家自体はどんなふうに変えることも自由ですが、ロケーションだけは変えられないからです。築年数は新しいほどバスルームなどの水周りが広く充実しています。またコンピューター用の配線や、設備も充実しています。ただ、古い家でも内装をしなおしたり、キッチンのリモデルをしたりして、きちんときれいに手入れされている家は、人気を集め簡単に売れますので、一概に新しい家のほうがいいとも言えません。また、新しい家ほど狭い土地に立っており、一軒家でも隣と接近していたりします。逆にタウンハウスでもゆったりと設計されていてプライバシーの確保されている物件もあります。またベッドルームの数ですが、最近では一部屋をホームオフィスとして使うことが多いので、家族のベッドルームプラスワンの家を探す人が増えています。

アメリカで家を買うというのは一見難しそうですが、ちゃんとした専門家につけば意外と簡単なことがわかると思います。家の購入を成功させる秘訣は、あなたの利益を一番に考えてくれるいい専門家を見つけることです。

Posted by SakikoAdachi at 16:59 |2005年04月16日
ベイスポ2003年3月 オープンウスに行ってみませんか?
オープンウスに行ってみませんか?

週末に街を運転していると、「Home Open」と書かれた看板をあちこちで見かけますね。 売りに出ている家を一般に公開しているのです。もちろん誰でも気軽に見ることができます。すぐに家を買う予定がなくても、オープンハウスに行くと不動産や近所のことなどいろいろと勉強になります。今回はオープンハウスの気軽な楽しみ方についてお話します。

1. 近所の情報を仕入れる。
オープンハウスに行くと、中にリアルターがいて、その家の特徴を説明してくれます。値段は思ったより高かったり安かったりしますが、どうしてその値段なのかを聞いてみるといいと思います。家の売値は近所の市場を参考につけますので、リアルターはその界隈の動向に詳しいはずです。バスルームやキッチンがリモデルしてあると、その分値段が高めの場合もあります。また、仮にその家を買うのだとしたら、いくらの頭金が必要で月々の支払いはいくらになる、という計算書がもらえるところもあります。もちろん学校区についてもいろいろ教えてもらえます。同じような家でも、学校区が違うと値段が格段に違いますので、その辺の事情なども聞いてみるとおもしろいのではないでしょうか。

2.英会話の練習をする。
私の友人で、アメリカに来て間もない頃、英語の練習をするためにオープンハウスめぐりをした人がいます。オープンハウスをしているリアルターは、その家のセールスポイントを説明してくれますから、それをもとにいろいろ質問すると会話が続きます。たとえば「このファミリールームは5年前に増築しました。」と言われたら、「子供さんが自由に遊べるようにですか」と聞き返すと、「はい、売り主の方は、この家で3人の子供さんを育てています。3人とも近所の学校に行ってるんですよ」などと話が発展していきます。英会話も練習でき、近所の様子も教えてもらえて一石二鳥というわけです。

3.インテリアの飾り方を参考にする。
近所で自分の家と同じ間取りの家が売りに出ると、「どんなふうに飾り付けをして住んでいるのだろう」と興味がわきますね。「リビングのソファをこういう向きで置くと広く見えるんだな」とか、「キッチンの窓はこんなカーテンもいいな」など、参考になるヒントがいっぱいです。もうすでに持ち家のある方は、一歩進んで「ファミリールームをハードウッドにするのもすっきりしているな」とか「バスルームのタイルを今度こういう明るい色に替えようかな」などと、将来のリモデルの夢も広がります。

4.一つだけ気をつけること。
オープンハウスというのは、その家の買い手を見つけるのが目的ですから、そこにいるリアルターは、あなたを将来のお客さんとして扱います。もちろんそのリアルターが気に入れば、その人を通して家を買うことができます。この場合、そのリアルターが売り手と買い手の両方のエージェントとして働くことになります。ただ、もしあなたがすでに別のリアルターと家を探していて、その人に満足しているのならば、「私にはエージェントがいます」と言ってください。たとえばオープンハウスをしているリアルターをA、あなたのリアルターをB とします。もしその家が気に入ってオファーを出す場合は、Aが売り主のエージェント、Bが買い手、すなわちあなたのエージェントとなります。

私はブティックで服を見て歩くよりも、家を見て歩くほうが好きなので、リアルターになる前もしょっちゅうオープンハウスを見て歩いていました。現在はオープンハウスをする側ですが、気軽にたずねてくる近所の人たちとの話を楽しんでいます。今度の週末の午後、時間があったら近所のオープンハウスを訪ねてみてはいかがですか。

Posted by SakikoAdachi at 16:59 |2005年04月16日
ベイスポ2003年4月 印象のいい家
印象のいい家

春になると大掃除をする、というのがアメリカの習慣ですが、皆さんはどうされていますか。最近のように大人も子供も忙しいと、なかなか家をきれいにする暇がない、という人が多いのではないでしょうか。お掃除と片付けのヒントを集めたサイト「Flylady.net」によると、家が散らかっていて人を呼べない状態を「CHAOS――Can't Have Anybody Over Syndrome」と呼ぶのだそうです。

オープンハウスなどを見ると、どの売り家もきちんと気持ちよく片付いていますね。家を売るときは第一印象が大事なので、家ができるだけ魅力的に見えるように工夫されているからです。今回は家の中の印象をよくするためのポイントを、売り家を参考にして見ていきましょう。

1.バスルームをピカピカにする。
  カウンターの上に出ているものをキャビネットや引出しにしまい、シンクとトイレ、それに鏡を磨く。バスタブやシャワーのコーキングもチェックして痛んでいれば早めに修理する。できればカラーコーディネートしたタオルや小物をきちんと配置する。

2.キッチンを片付ける。
  流しの中の食器を片付け、レンジやカウンターをきれいにする。生活臭さをなくし、楽しくお料理のできる場所、という印象にするよう小物をアレンジしたり、生花やフルーツを飾る。

3.家の中を明るくする。
  昼間はカーテンやブラインドを開け、できるだけ自然の光を取り入れる。夜はポーチも含めて電気をつける。ランプのシェードが汚れていないか、電球が切れていないかを確認し、スイッチプレートが欠けたり割れたりしていないかをチェックする。

4.ベッドルームを掃除する。
  ベッドカバーをきちんとかけなおす。(できればベッドカバーとカーテンは調和したものを選ぶ。)クローゼットに服をきれいにかけ、その他の小物もきちんと並べる。引出しや棚も整頓する。こうするとごちゃごちゃな感じがなくなり、すっきりとした印象になる。

5.鏡を効果的に置く。
  鏡を壁にかけることで、スペースを広く見せたり、光を反射させて部屋を明るくしたりすることができる。かべのシミや傷を隠すのにも便利。特にコンドやタウンハウスで開口部が少ない住まいだと、壁にかけた鏡が奥行きを広く見せ、部屋を明るくするので効果的。

6.散らかりやすいものを片付ける。
  ふだん散らかりやすい雑誌、新聞などをラックに入れ、おもちゃを棚あるいは箱にしまう。また、入り口付近に散乱しやすい靴も、きちんと棚に入れ、コートやジャケットなどもクローゼットに収納する。

7.グリーンを上手に配置する。
  植木の手入れを普段から心がけ、植木を健康に保つ工夫をする。新鮮な切花をテーブルや棚などに趣味良くかざる。

いかがでしょうか。これだけ気をつけるだけでもかなりすっきりした家になるのではないでしょうか。かく言う私も片付けが大の苦手で、なんとかして簡単にきれいになる方法はないかと常に考えています。以前私が読んだ家事の本に、「お客様は家族のように、家族はお客様のように」もてなすのが理想、とありました。私はお客さんが来る前に慌てて片付けていますが、これからは自分のため、家族のために普段から居心地のよい空間を心がけていきたいと思っています。

Posted by SakikoAdachi at 16:58 |2005年04月16日
ベイスポ2003年5月 税金の話
税金の話

今年もやっと税金申告が終わりましたね。私はアメリカに来たばかりの頃は、ぎりぎりになってからレシートの整理を始めていたので、申告が終わると疲れ果ててしまいました。最近では、少しずつ努力して経費が出るたびにファイルや記録を心がけるようにしてきた甲斐があって、ずいぶん楽になってきました。

アンクル サム
アメリカ人は税金を納める先、つまり政府のことをアンクル サム(サムおじさん)と呼びます。USの頭文字をとってユーモラスに表現しているのですが、親しみがあるけれどもさからえない相手、という意味が含まれています。つまり否が応でもアンクル サムには税金を納めなければならない、というわけです。 アンクル サムに納める税金を少しでも減らす、というのがすべてのアメリカ人のゴールです。(この空気はオフィスやパーティでの会話でひしひしと伝わってきます。)大金持ちは高い弁護士を雇って、税金をできるだけ減らそうと努力していますし、 過去に増税をした大統領は人気がガタ落ちになっています。現在のブッシュ大統領のお父さんも、外交で成功して人気があったのですが、増税を口にしたために国民からそっぽを向かれ、結局次の選挙でクリントン氏に負けました。

税金の払いすぎに注意
先日税金のセミナーに行ってきましたが、「税金はほっておくと払いすぎになるようにできている」という言葉にびっくりしました。自分で勉強して努力して減らすようにしないと、知らず知らずに払いすぎてしまうような仕組みになっているのだそうです。アンクル サムも隅に置けませんね。現にホームオーナーが、ローンの支払いや税金控除をしっかり申告しなかったせいで、4,730万ドルも税金が払われ過ぎているのだそうです。

記録をきちんと保存すること
では税金の記録をきちんととっておくにはどうしたらいいのでしょうか。それには簡単に維持していけるシステムを作ることです。決して大げさなシステムを作る必要はなく、ファイルキャビネットやアコーデオンファイルで十分です。そこに主な項目別のファイルホルダーを入れていきます。項目の例としては、ローン、修理(repairs)、改築(improvements)、借家の費用、投資物件の売買、寄付、医療費、自動車費、税金、業務費などがあればいいと思います。レシートをどんどんファイルに入れていくだけで、来年の税金申告はぐっと楽になるはずです。

Repairs とImprovementsの違い
修理(repairs)と改築(improvements)の違いをここではっきりさせておきます。Repairs というのは、家のコンディションを保つための修理を指し、家の価値そのものを上げるものではありません。たとえばペンキの塗りなおしや、リークの修理や、モルタルのひび割れの修理、といったようなものがRepairにあたります。Improvementsとは、家の価値を高めたり、寿命をのばしたり、新たな価値を付け加えたりするもので、バスルームやベッドルームの増築、配管や配線のやり直しなどを指します。このImprovementsにかかった費用は、家を売るときに元の価格に上乗せできるので、キャピタルゲインを減らすことができ、節税につながるので、家を売るまで必ず記録を保存して置いてください。(Repairs は該当しません。)

アメリカはなんといっても自助努力の国、自分から積極的に情報を集めることが大事です。また詳しいことは必ず会計士か弁護士に相談することをおすすめします。

Posted by SakikoAdachi at 16:57 |2005年04月16日
ベイスポ2003年6月 省エネで夏を涼しく
省エネで夏を涼しく

このごろ暑い日が増えてきましたね。暑いからといってすぐにエアコンをつけていては、後から光熱費の請求書に目を回さなければならなくなります。今回は、誰でも簡単にできる夏の省エネを考えてみましょう。

  1. 断熱材を入れる。
    天井裏に性能の良い断熱材を入れると家の中がずい分涼しくなります。レジスタンスレートがR-20 から 30 のものがおすすめです。

  2. 窓やドアの隙間を埋める。
    窓のコーキングをチェックして、隙間があればふさぎます。またドアまわりの隙間もできるだけなくすようにしましょう。こうして涼しいエアコンの風がもれないようにしておけば、夏だけではなく冬の光熱費も大きく節約できます。

  3. 電球から蛍光灯に替える
    蛍光灯は電球に比べると単価が高いのですが、5分の1のエネルギーしか消費せず、7,000 から15,000時間もちますので、長い目で見れば蛍光灯のほうが得です。12から15ワットの蛍光灯が、60ワットの電球と同じ明るさを出しますので電気の消費量も少なくてすみます。また蛍光灯は電球と比べると熱をあまり放出しないので、まわりの温度も上がりません。

  4. 照明を上手に調節する
    明るさをうまく調節して、電気代を節約しましょう。たとえばダイニングルームのシャンデリアの電球を40ワットから15ワットに替えたり、ディムスイッチで調節することによって、消費電力を減らすと同時に、電球から放出される熱の量を抑えることができます。

  5. シーリングファンを取り付ける
    天井でまわるシーリングファンは、わずかな電気代で部屋を涼しくする効果があります。エアコンをかけていても涼しい空気がよく循環するため、長時間涼しく保てます。

  6. 窓から熱が入るのを防ぐ
    窓からの景色が気に入って家を買う人も多いのですが、暑い季節は少し景色を我慢してカーテンやブラインドを閉めて、外から熱が入るのを防ぎましょう。断熱素材を使ったカーテンやブラインドだと特に効果的です。また窓に紫外線カットのフィルムを張るのも省エネにつながります。

  7. 上手に木を植える
    これから庭に木を植えようという場合、まず太陽がどのように家を照らすのかを観察してください。特に南や南西を向いた窓の外には、大きな落葉樹があるといいですね。ただ大きな木を植える場合は成長した時のことを考えて、家からある程度離れたところに植えることが大事です。

  8. 芝生を長くしておく
    夏場は芝刈り機の設定を2,3インチ高くしておきます。芝生の背が高いほうが土の乾燥を防ぐので、水道代が助かります。また芝生に水をやる時間ですが、早朝が一番効果的です。日中は水がすぐしみこんでしまいますし、夕方だと水分が長い間残りすぎて病気のもとになります。

  9. 安立家流の暑さしのぎ
    うちにはエアコンがないので、暑い時にはいろいろな工夫をしています。最近窓を二重ガラスに替えたので、ずい分効率が上がりましたが、やはり南西向きの窓はしっかりブラインドをして熱気が入らないようにしています。日中はできるだけ風通しをよくして、特にベイのほうから吹いてくる風を入れるようにしています。2階はシーリングファンが大活躍しています。ただ本当に暑い日は「あーあ、暑いから何にもできないわ」と言って特にジタバタせず、ソーメンをすすったり、プールに足を突っ込んだりしていると、そのうち夜の涼しい風が吹いてきます。ここがベイエリアの住みやすいところですね。

Posted by SakikoAdachi at 16:57 |2005年04月16日
ベイスポ2003年8月 家を買うタイミング
家を買うタイミング

アメリカで働いて何年かたつと、「そろそろ家を買ったほうがいいかな」と思いはじめる人が多いと思います。ご存知のように、アメリカでは社会全体が持ち家を奨励していて、家を持っていると税金の面などでメリットが大きくなっています。家をしばらく借りていると気づくと思いますが、アメリカでは日本に比べて大家さんの権限が大きく、借りている人の力は逆に弱くなっています。大家さんが家賃を上げたり、急に家を売ることに決めたので一ヶ月で出て行って欲しいと言われたり、大家さんに振り回されたけ経験を持つ人も多いのではないでしょうか。確かに現在は数年前に比べると家賃が安くなってきた傾向がありますが、今後経済が上向くと値上げをする大家さんが増えてくると思われます。では家を買ったほうがいいのでしょうか。それは一人一人の事情によるので一概にはどちらがいいとはいえません。今回は家を買うべきか迷った時のチェック項目をあげてみました。

  1. これから何年ここに住む予定か
    大まかな基準としては、3,4年は同じ所に住む予定があるなら買ったほうがいいと言われています。なぜかといえば、家を売るには費用がかかるからです。もし一年で売らなければならないとすると、家の価値が上がる前にコストをかけて売ることになるので、結局持ち出しになってしまうからです。

  2. クレジットの状態はどうなっているか
    あなたはクレジットはどんな状態ですか。通常クレジットのスコアが高いほど、安い利息で有利なローンが借りられます。もちろんパーフェクトではないクレジットの持ち主でも借りられるローンはいろいろありますが、利息や手数料が高くなるのが普通です。

  3. 毎月いくら払えるか
    毎月家賃を払っているのですから、家賃と同じだけは払っていけるわけです。ただ固定資産税を払うことになる代わりに、その分を収入から控除できたり、利息を控除できたりするので、単純に家賃の額を当てはめることはできません。また、家を持つと維持管理にも費用がかかりますので、それも含めて考えなければなりません。今オンラインでも簡単な計算ができますが、一番いいのは専門家に相談することです。

  4. 頭金はどうするか
    家を買うときは、通常家の値段の10%から20%の頭金が必要となります。最近は頭金がゼロのローンも出てきていますが、その分利息は高くなります。頭金の割合が大きいほど有利なローンを組めるようになります。将来家を買おうと思ったら、まず頭金の貯金を始める事が大事です。

  5. 将来のニーズを予想する
    たとえば今カップルで住んでいても、数年後には子供ができるかもしれません。そうなるとベッドルームが余分に必要になってきます。また比較的通勤に便利な場所を選んでおけば、仕事が変わるたびに引っ越す必要もありません。今の自分の生活をよく吟味して、将来のニーズをじっくり予測してみなければなりません。

こうして見てくると、家を借りている時は比較的気楽に将来を考えればいいのですが、いざ家を買おうと思うと、そういうわけにもいきませんね。ですから一人一人の事情によって家を買うタイミングは違ってきます。家を持つことは多くの人にとって最大の「アメリカンドリーム」です。ただホームオーナーになるといろいろな優遇措置が受けられる代わりに、維持管理の責任も負わなければなりません。あなたの「アメリカンドリーム」実現のタイミングはいつごろになりそうですか。

Posted by SakikoAdachi at 16:56 |2005年04月16日
ベイスポ2004年1月 日本人の食と住
日本人の食と住

暮れから新年にかけて日本に行っていました。テレビを見たり街を歩いたりして気が付いたことは、「食べること」への関心の高さです。テレビでは料理番組はもちろんのこと、バラエティーでも美味しいお店やお料理の紹介が目白押しです。街に出かけていっても食事時ともなると人気のあるお店の前に行列ができます。またデパートの地下の食品街、いわゆる「デパ地下」には選び抜かれた名店が所狭しと店を出して味を競い合っています。甘いものが好きな私はついつい和菓子や洋菓子を買ってしまい、帰ってから食べてみるとどれもこれもほんとうにおいしくて、とうとう食道楽の里帰りになってしまいました。特にある洋菓子店の「時間限定」でしか売らないという「究極のチーズケーキ」はふわっととろけるような美味しさでした。アメリカのテレビでお馴染みの心理学者Dr.フィルによると、食べ物に囲まれている、という環境は脳に食べ物が常にインプットされるので、空腹でもないのに何となく食べてしまい、ダイエットにとっては最大の敵なのだそうです。こんなに食べ物が溢れている今の日本人は、よほど意志が強くないとダイエットなどできないのではないかと思いました。案の定ある調査によると日本でも肥満が増えてきており、人口の3分の1が太りすぎなのだそうです。

日本でもう一つ気になったことは、狭い場所にモノが本当に多い、ということです。うちは両親が戦中派でモノのない時代に育ったため、捨てる、ということができず、家の中のモノは行く度に増殖しています。モノが増えすぎて片付かなくて悩んでいる人が多いと見えて書店には「シンプル収納術」とか「整理術」といった本がたくさん出ていました。辰巳渚さんの「『捨てる』技術」によると、日本人が捨てたくてもなかなか捨てられないもののトップ3は、本、洋服、雑誌なのだそうです。いつか役に立つかもしれない、というどっちつかずの心理がそれらを捨てられなくしているのだそうです。本や雑誌について言えば、図書館やウェブで探すことができる情報はとっておく必要はありません。洋服は必要枚数を調べて、それより増やさないようにし、不要な洋服は寄付したり使い捨て布にしたりします。アメリカではガレージセールで処分することもできます。それ以外のものはゴミに出します。また私達日本人は食生活が多様なので、アメリカにいても洋食器だけでは足りずに、和食用の小鉢や取り皿など形や色もさまざまな食器を持つ傾向にあります。一番いいのは和、洋、中どれにも使える白いシンプルな食器を基本にして、普段用と客用を分けないことです。ただ思い出の品などもあって、なかなか実行しにくいですよね。

こうして見ると、日本はアメリカの豊かな消費文化を取り入れると同時に、日本的な伝統も維持しているため、生活の質も量も大きく膨れ上がってしまったようです。それが肥満した体型やモノがあふれた家に現れているかのようです。かつて福沢諭吉は文明開化と称して西洋文化をあれこれ真似る日本人を憂いて、西洋文化でまず真似るべきはその批判精神であり、ファッションや食べ物ではない、と言っています。西洋的な批判精神を持って、何が良くて何が悪いかをよく吟味して、いいものを良く考えながら日本に取り入れていこう、と主張しました。日本にいずれ帰る人もアメリカに帰化した人も、日本とアメリカの良いところを吟味して生活に取り入れていってください。

Posted by SakikoAdachi at 16:56 |2005年04月16日
ベイスポ2004年3月 「売れる」家にする方法
「売れる」家にする方法

現在家のマーケットが過熱していて、この機会に家を売却しようと考え始めた人もいるのではないでしょうか。売りに出ている家をいくつも見て歩いていると、売りに出してすぐにたくさんオファーの集まる家とそうでない家があることがわかります。同じような家でも人気に差がでてくる原因は、一言でいうと「見せ方」の違いです。「見せ方」の上手な家は、入った瞬間に「こんなところに住んでみたいな」という気持ちを起こさせます。では、売る側としては、どんなことに注意すれば、買い手を惹きつける家にできるのでしょうか。まずは家そのものの維持管理がしっかりされていること、それからインテリアがすっきりまとまっていることです。

1.できるだけ質の良い建材を選ぶ
きちんと管理をしていけば、家はたいへん長持ちするものです。家は建材が集まってできているものですから、その一つ一つの建材が質の良いものであれば、家全体も長持ちするわけです。家を建てたり、リモデルするときには、いろいろな材料を比較して、値段と品質とのバランスをとりながら注文するわけですが、当然質の良いものは値段も高くなります。家具を買うときも、品質のよいものを買うと、いつまでも美しく長持ちするので、結局は得になる、という経験をされた方も多いと思いますが、住宅の建材もそれと同じことがいえます。

2.普段から維持管理をしっかりする
外の世界から家を守る役目を一手に引き受けているのは外壁です。強い日光がいつも当たるところはひび割れが起こりやすく、また家の北側はカビがはえやすくなっています。数年に一度は、修理をかねてペイントを塗りなおすのが長持ちさせる方法です。雨どいも定期的にチェックして、落ち葉などがたまらないようにします。雨どいがつまると家のサイドに水があふれて、土台や外壁にカビや湿気などのダメージを与えます。また家の近くの木の枝が家に接触しないように剪定をして、屋根や雨どいの汚れを防ぎます。窓から水漏れがあったらすぐに原因を調べます。きちんとシールされているかどうか、またコーキングのひび割れなどがないかをチェックします。家の中の湿気にも注意しましょう。バスルームの換気にはとくに気をつけて、必要ならば強力な換気扇をつけて、湿気を家の中にためておかないことが大事です。

3.家具や飾り付けをすっきりまとめる
さて家そのものの管理ができたら、今度は「見せる」ために家を整えます。まずはフロントドアの周りをきれいにします。買い手が最初に目にするフロントドアのまわりのガラクタを片付けて、電灯など必要なら修理をし、クモの巣やほこりを払います。さて玄関に一歩はいると、その家全体の印象が伝わってきます。入り口付近が暗い場合には、明るい色のラグを敷いて、買い手の視線をそちらに向けるのも一法です。リビングルームはガラクタを片付けて、スペースが広く見えるように家具の配置を考えます。ソファを斜めに置くと広がりがでることもあります。カーテンは光がたくさんはいる薄手のものに替えます。キッチンはカウンタースペースがたくさん空いているほど広く開放的に見えます。要するに人の視線がどこにいってほしいかを考えて、そちらへ視線を向けてもらうようにすることです。窓から見える美しい木に視線がいくように、窓のまわりをすっきりさせたり、バスルームから生活感をなくすためにロウソクを飾ったり、見る人の視線を美しいもの、好ましいものへ導くのがコツです。

Posted by SakikoAdachi at 16:55 |2005年04月16日
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