Q:家を売ったり買ったりするタイミングはどうやって見きわめるのでしょうか。
A:まず結論から言ってしまうと、自分が納得して売る、あるいは買うという心の準備ができたときいが一番のタイミングといえるでしょう。買う場合ですと、いろいろ家を見て歩いて、だいたいどのくらいの家がいくら位するのか、また自己資金も含めてローンの面でもだいたいの見通しがついたときに、準備ができたといえるのではないでしょうか。もちろんどのリアルターも最初の段階から手伝いますが、自分でも積極的に聞いたり調べたりする人のほうが、よりうまくいくケースが多いです。たしかにマーケットの動向も気になりますが、マーケットというのは株の値段や売り家の数などいろいろな要因に左右されますから、専門家でも予想は難しいのが事実です。ですから、リアルター(相談するのは一人でなくてもOK)と話し合いながら、準備をすすめ、いつでも動ける体制にもっていっておいて、いざ気に入った家に出会ったらオファーを出すというのがベストではないかと思います。
また、売る場合ですと、現在のような売り手市場では、いつでも売り時といえます。しかしやはり自分が住んでいる近所のリサーチをしたり、全体のマーケットの動向を観察したり、家を上手にマーケッティングする方法を調べたりして十分納得できたところでさっと売りに出すのがいいと思います。マーケットに関する資料集めやリサーチは普通どのリアルターも無料でやってくれるはずです。また、家を売買するときのコストや、修理修繕費などについても、わかるまでよく説明してもらってください。いずれにしてもよく研究して納得した上で、自分から積極的に行動することが大事です。
Q:アメリカと日本の不動産屋はどう違いますか。
A:いくつかありますが、まず売買物件の取り扱い方の違いがあげられます。日本では一つの不動産屋に行くとそこのオフィスで持っている物件をいくつか紹介してくれて、次の不動産屋ではまた別の物件を紹介してもらう、という具合になっています。ですから、売り家にしても貸家にしても、いくつも不動産屋をまわりながら探す、というのが普通ではないでしょうか。アメリカでは、家をマーケットに出すとマルティプル・マーケッティング・システム(MLS)というコンピューターシステムに登録しますので、ライセンスを持ったリアルターであれば誰でもその情報を見ることができます。ですから、たとえばキャンベルに60万ドルくらいで、4ベッドルームの家が何軒売りに出ているか、などの情報がどのリアルターのところでもすぐ調べられるわけです。また、どの家も希望すれば見せてもらうことができます。ただ見せてもらう場合はリアルターを通して、売り手側に連絡をとってもらい、予約が必要なら予約してから案内してもらいます。もう一つの大きな違いは、日本では一軒の不動産屋で売り家も貸家も持っているのが普通ですが、アメリカのいわゆる不動産屋は、売買のみを行っていることです。レンタルは専門会社があって、借りたい人はそこで貸家情報をもらいます。アメリカでは特に事情がない限り、税金などのことを考慮して家を購入する人がほとんどですから、不動産屋といえば家を売買する会社と考えられていても不思議はないのかもしれません。
