Q:アメリカで自分に合った家を見つけるためのポイントを教えてください。

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A:日本では、家は一生住むものという考え方がありますが、アメリカでは家はあくまでも投資と考えられています。アメリカ人は一般的にスターターホームと呼ばれる小さな家から始めて、だんだん収入が上がって家族が増えるにしたがって、大きな家に住み替えていきます。そして子供たちが巣立った後は、また老後を過ごすための小さな家に引っ越します.つまり一生に何度も家を売り買いするのが普通ですから、買い替えるごとにできるだけ安く買ってできるだけ高く売ろう、という投資の原則を当てはめながら家を探します。

日本から来た人が家を探す場合、一番手っ取り早いのは、週末にあちこちのオープンハウスを見て歩くことでしょう。どのような地区でどんな家がいくら位で売りに出ているのかをだいたい把握できると思います。オープンハウスに人がたくさん集まるのはどういう家か、自分だったらどういう間取りが好みか、近所の様子はどうか、などと考えながら見ていくと、その地区のだいたいの住宅事情がわかってきます。 時間のない場合には、コンピューターでmove.com やrealtor.com などのサイトへ行って、不動産に関するいろいろな情報を調べることもできます。また不動産のセールスエージェント(リアルター)に相談すれば、それぞれの人の事情に合ったアドバイスや情報が無料でもらえます。リアルターは家の売買が成立して始めて売り手からコミッションを支払ってもらう仕組みになっていますので、安心して気軽に何でもたずねてみてください。

では、将来できるだけ高く売れる家を見つけるにはどうしたらよいでしょう。アメリカでよく言われる家を探すときの三原則は、「ロケーション、ロケーション、ロケーション」、つまり一にも二にも三にもロケーション(立地条件)が大事だと言うことです。私たちもお客さんによく、「家自体を変えようと思えば、改造したり増築したりいくらでも自分の好きなように変えられますが、家のロケーションだけは変えることができません」と説明します.

よいロケーションとは、手入れの行き届いた街並みや良い学校区など、多くの人が好ましいと感じる場所のことです。子供さんのいない場合でも、将来の値上がり率を

考えて、ある程度よい学校区に住むことをお奨めします。ただ、特に子供さんのいらっしゃる家庭では、学校のスコアをとても気にする傾向が強いようですが、学校全体の平均点が5点や10点高いことが、そのお子さんにとってそれほど大事なことなのかをよく考えていただきたいと思います。評判のよい学校に通っていても、その学校独特のプログラムを利用していないのであれば、あまり意味がないようにも思います。もしかしたら、少し平均点の低い地区にある、美しい街並みの中の広い家に住むほうがゆったりとした暮らしができるかもしれません.このようなことも考えながら、できるだけたくさんの家を見て歩くことをお奨めします。

買う前から売るときのことを考えるのはなんだかおかしいような気がするかもしれませんね。家を持つということはそれなりの責任をともなう大変なことですが、アメリカ経済のダイナミズムを直に体験できるという醍醐味もあります。アメリカ人はパーティなどでも自分の家の話をよくします。台所やバスルームを改装したときの経験談や、家のマーケット価格などの話題でもちきりになることもしょっちゅうです。家を持っていると、その人にはクレジット(信用)があると見なしてもらえますので、アメリカ人社会の中でも一歩深いお付き合いができるようになるわけです。

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