ベイスポ2003年4月 印象のいい家
春になると大掃除をする、というのがアメリカの習慣ですが、皆さんはどうされていますか。最近のように大人も子供も忙しいと、なかなか家をきれいにする暇がない、という人が多いのではないでしょうか。お掃除と片付けのヒントを集めたサイト「Flylady.net」によると、家が散らかっていて人を呼べない状態を「CHAOS――Can't Have Anybody Over Syndrome」と呼ぶのだそうです。
オープンハウスなどを見ると、どの売り家もきちんと気持ちよく片付いていますね。家を売るときは第一印象が大事なので、家ができるだけ魅力的に見えるように工夫されているからです。今回は家の中の印象をよくするためのポイントを、売り家を参考にして見ていきましょう。
1.バスルームをピカピカにする。
カウンターの上に出ているものをキャビネットや引出しにしまい、シンクとトイレ、それに鏡を磨く。バスタブやシャワーのコーキングもチェックして痛んでいれば早めに修理する。できればカラーコーディネートしたタオルや小物をきちんと配置する。
2.キッチンを片付ける。
流しの中の食器を片付け、レンジやカウンターをきれいにする。生活臭さをなくし、楽しくお料理のできる場所、という印象にするよう小物をアレンジしたり、生花やフルーツを飾る。
3.家の中を明るくする。
昼間はカーテンやブラインドを開け、できるだけ自然の光を取り入れる。夜はポーチも含めて電気をつける。ランプのシェードが汚れていないか、電球が切れていないかを確認し、スイッチプレートが欠けたり割れたりしていないかをチェックする。
4.ベッドルームを掃除する。
ベッドカバーをきちんとかけなおす。(できればベッドカバーとカーテンは調和したものを選ぶ。)クローゼットに服をきれいにかけ、その他の小物もきちんと並べる。引出しや棚も整頓する。こうするとごちゃごちゃな感じがなくなり、すっきりとした印象になる。
5.鏡を効果的に置く。
鏡を壁にかけることで、スペースを広く見せたり、光を反射させて部屋を明るくしたりすることができる。かべのシミや傷を隠すのにも便利。特にコンドやタウンハウスで開口部が少ない住まいだと、壁にかけた鏡が奥行きを広く見せ、部屋を明るくするので効果的。
6.散らかりやすいものを片付ける。
ふだん散らかりやすい雑誌、新聞などをラックに入れ、おもちゃを棚あるいは箱にしまう。また、入り口付近に散乱しやすい靴も、きちんと棚に入れ、コートやジャケットなどもクローゼットに収納する。
7.グリーンを上手に配置する。
植木の手入れを普段から心がけ、植木を健康に保つ工夫をする。新鮮な切花をテーブルや棚などに趣味良くかざる。
いかがでしょうか。これだけ気をつけるだけでもかなりすっきりした家になるのではないでしょうか。かく言う私も片付けが大の苦手で、なんとかして簡単にきれいになる方法はないかと常に考えています。以前私が読んだ家事の本に、「お客様は家族のように、家族はお客様のように」もてなすのが理想、とありました。私はお客さんが来る前に慌てて片付けていますが、これからは自分のため、家族のために普段から居心地のよい空間を心がけていきたいと思っています。
