ベイスポ2001年9月

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9月11日に起きたテロ事件は、アメリカ全土に深い悲しみをもたらし、人々の心に深い傷を残しました。 シリコンバレーの経済も、事件直前まではわずかながら回復の兆しを見せていたのですが、事件後株価が不安定となり、予測がますます困難になりました。一つ確実なことは、ブッシュ大統領を先頭にアメリカ全体が一丸となって、アメリカ経済を立て直そうと努力を始めたことです。 連邦議会も党派を超えて大統領のリーダーシップを支持しており、「ここでくじけてしまったらテロリストの思うつぼ、私達の誇る自由社会を今まで以上に必ず発展させてみせる」という強い決意が感じられます。 また空港や飛行機の安全確保が強調され、そのためのテクノロジーの需要が高まってくれば、シリコンバレーに対する期待も増大するでしょう。

今回は住宅の購入、あるいは売却を考えている人のために、現在のマーケット状況をお伝えします。

今が購入のチャンス
最近では去年のような競争をする必要がないために、買い手の人はゆっくり何軒も見て歩いてからオファーを出すことができます。 また去年は頭金(ダウンペイメント)が少ない買い手は見向きもされませんでしたが、今年に入ってからは、たとえ頭金が少なくても、ローンのプリアプルーバルがあれば、気に入った家を買うことが可能になりました。 うちのオフィスでも、今年に入ってからの買い手はほとんどが、初めて家を購入する、いわゆるファーストタイムバイヤーで、最近では5%の頭金で成立する取引もよく目にするようになりました。また連銀の度重なる金利引下げによって、ローンも借りやすくなりましたし、返済額も少なくてすむようになりました。 このような状態がいつまで続くかは予測不可能ですが、現在アメリカは国を挙げて経済の立て直しを図っており、この努力が実っていつかは経済が回復すると思われます。 ですから頭金が少なくて今まで買い控えてきた人にとっては、経済が回復する前に購入しておくいいチャンスかもしれません。

売却を考えている人へ
家をマーケットに出すだけですぐに売れた去年とは違って、最近ではしっかりしたマーケッティング計画がないといつまでも売れ残ってしまいます。 アメリカでは若いうちから持ち家を奨励するような税制になっているため、常に買い手はたくさん存在しています。 オープンハウスをしていてもたくさんの買い手が様子を見に来るのが普通です。 ただ今年に入ってからは、じりじりと住宅の値段が下がってきているため、もっと下がるのではないかと思って様子を見る買い手が多いのも事実です。 買う準備はできているのだけれど、本当にいいと思う家に出会うまで気長に待とうという買い手が大勢います。 つまりそのような買い手に、あなたの家は買う価値のある家だと思わせるようなマーケッティング努力が必要となります。 複数のリアルターに相談して、一番納得の行くマーケッティングプランを持った人に頼むことをお勧めします。

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