アメリカ生活こぼれ話 ダイエットブーム Bridge Feb 2003

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最近の統計によると、10人のうち6人が肥満なのだそうです。生活様式の変化によって大人のみならず子供の間でも肥満が増え、彼らがかかえる精神的・肉体的な問題が深刻化しています。また長年批判の的となってきた、アトキンズ博士のステーキを中心とした高脂肪・低炭水化物のダイエットが「やはり効果がある」と再び脚光を浴びるなど、マスコミでダイエットの話題がない日はありません。

先日オプラ(Oprah)のトークショーでも肥満を特集しており、300ポンドを超える参加者達が、その辛さと苦労を訴えていました。オプラは持ち前の暖かさで彼女らの悩みを聞き、食べることを抑えきれない原因を、食べ物中毒と診断していました。つまり肥満の人たちは精神的な苦しみを抱えていて、ちょうどアル中の人がお酒で苦しみを癒すように、食べることで自分をなぐさめているということです。ですから食べ物中毒の人たちは、肉体的な空腹が満たされた後も、精神的な空腹を満たすために食べつづけてしまうことが問題なのです。

ちなみに私自身も仕事のタフな交渉の後などにフッとチョコレートやキャンディーに手をのばしてしまうことがあります。もちろん空腹だからではなく仕事を一つ終えると瞬間的にぽかっと隙間があいたような気になり、それを無意識に手近な甘い物で満たそうとしているのだと思います。

精神的な空虚さから食べ物に手をのばしてしまう私達に向けて、オプラは彼女のサイトOprah.comでいろいろなアドバイスをしています。たとえば自分の苦しみから目をそらさずに、勇気をもって向き合うこと、日記をつけること、自分を好きになり幸せになる価値のある人間だと確信すること、などダイエットから始まって全面的な自己改善をしながら幸せになる方法やプログラムがたくさん紹介されています。

とりあえず自己改善の第一歩として、私はこのコラムを書き終わっても甘いものを食べないようにしよう、と決意しました。代わりに今足元で寝ている犬のサニーを抱きしめて「おかあさんコラム書き終わったよ、えらいでしょう」と言うことにします。

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